幸せは
学べる
パートナーシップの学校
To learn is to grow, and to grow is to live.
恋愛とか夫婦が
こんなに難しいって
知らなかった。
幼い頃、当たり前に描いていた
パートナーとの幸せな暮らし。
大人になってみるとそれがちっとも
当たり前ではなかったことに
気付かされます。
恋をしたら、
愛されるかどうか不安で。
付き合ったら、
結婚できるか心配になり。
結婚したと思ったら、
喧嘩ばかりの日々。
男性との関係で悩んでいる女性は
少なくありません。
話し合ったり
友人や家族に相談して
一時的には解決しても
また同じことの繰り返し…
あなたにも、
こんな悩みありませんか?
長く同棲しているのに、
結婚する気があるのかハッキリしてくれない。
子供もできたのに、夫だけまるで
独身のような生活リズムで腹立たしい。
もっと会話がしたいのに
めんどくさそうな態度をとられる。
他にも女性がいる気がするけど
どうしていいかわからず、何も聞けない。
お金の話をすると
嫌な顔をされそうで言い出せない。
顔を見るだけでイライラする。
何を言っても全然わかってない。
浮気されて許したけど、
思い出してしまって苦しい。
彼ができても長続きしないし
上手くいきそうになると別れたくなる。
嘘をつかれていた事がわかって
家庭内別居状態が長年続いている。
結婚したいのか、したくないのか
自分でもわからない。
夫に対して何も思わなくなったけど、
このままでいいのかな…
彼のことを考えて色々やっているのに
何もわかってくれていなくて、虚しくなる。
こうした男女間のお悩みは、
・性格
・価値観
・思いやり
・相性
などが原因とされがちですが
元々は、
性格や価値観が合うと思ったから
好意を持ったり
思いやりや相性の良さが
感じられたから
パートナーになったはずです。
ではなぜ
私たちは男性とすれ違って
しまったのでしょうか。
実は…本当の原因は
「知らなかったから」なのです。
幸せな関係を築くには
そのために必要な
知識と心の持ち方があります。
ところが
そうした学びを得る機会は
ほとんど用意されていません。
その結果、多くの方が
問題の原因が
相手か自分にあると考えます。
しかし実際には、
必要なことをただ
「知らなかっただけ」であることが
少なくありません。
幸せな関係を築くには
必要な知識と心の持ち方があります。
たとえば、
これまであなたには
彼に対する思いやりや優しさから
色んな言葉をかけたり
してあげてきたことがあったと思います。
ところが、なぜか彼は
あなたに感謝するどころか
あなたの意見を無視したり
うるさそうにするなど、
思いやりのない態度をとったりする。
当然そんなことが重なれば
あなただって
なんでそんな態度なの?
私のこと大切じゃないの?
そんな風に失望し、
怒りや悲しみを
感じてきたことだと思います。
相手と良い関係でいたくて
行動したのに、
相手がそれに応えてくれない。
こういう事が起きると人は、
自分が相手にとって、
大切にするのに値しない存在だと
言われたように感じて、
深く傷ついてしまうのです。
そして自分を責めたり、
相手を責める事で、
そうした扱いの原因を見つけ
折り合いをつけようとしますが
それは結局、
喧嘩や自己否定が進むだけで
ちっともあなたの助けになりません。
こうした事が積み重なって、
多くの女性が心を閉ざし
別れを考えるようになっていくのです。
ところが
実こうしたすれ違いや、
彼の心無い態度の数々は
思いやりや愛情の問題ではなく
男性と女性の
生物学的なちがい
に由来するものが
ほとんどです。
おそらくあなたも
「男性脳・女性脳」という言葉を
書店やネット上で見かけたことが
あるのではないでしょうか。
実際、脳の使い方だけでなく
男女には様々なちがいがあります。
私たちも
男女の違いについては
とても重要な知識だと捉えています。
こうした知識を得るだけで
改善されるケースもたくさんあります。
しかし一方で
それだけでは前に進めない方が
大勢おられるのも事実です。
なぜなら、
男女のちがいを学んでも
だからって許せない。
ちがうなら、歩み寄るべきだし
愛情があるなら、努力して欲しい。
と、思う方がほとんどだからです。
これは当然の気持ちです。
「男女は確かにちがうかもしれない。
だけど人なんて、みんな違っている。
その違いを、話し合って
乗り越えていくのが愛じゃないの?」
まったくの正論です。
しかし、
正論だけでは、どうにもならないのが
パートナーシップなのです。
こんな風に言うと
ムッとした方もいらっしゃるかも
しれませんね。
でも考えてみてください。
たとえば健康な食生活は
誰にとっても
良いことのはずですが
実際には皆、
好きなものを食べています。
世界平和だって
全人類にとって良いことのはずですが
未だに達成されていません。
つまりとても理不尽に
聞こえてしまうかもしれませんが
正しい事は正しいけれど
だからといって現実には、
誰もがそれを選ぶとは限らない
ということなんです。
では、どうすればいいのか?
目的に対して、役立つ選択をする。
たとえば、あなたの望みが
彼と幸せな老後を
過ごす事だったとします。
そしてあなたはそのために、
彼にタバコをやめるように言った。
けれど、彼の機嫌は悪くなり
タバコもやめてはくれなかった。
だとしたら、
タバコをやめるように勧めることは
あなたの目的に対して
役に立っていない、ということです。
タバコをやめるのは
健康という面からみれば
正しいことですが、
そのために
二人の関係が損なわれては
本末転倒です。
このように
目的に対して役立つ選択をする、
という視点で考えると
パートナーシップには
体系的な学びが必要である